グループホームさくら特徴
ホームには庭があり、蜜柑の木には毎年たくさんの実がなり、皆で収穫し、味わっています。少し歩くと小畑川があり、小畑川沿いの遊歩道をお散歩する事もできます。国道に面しておりバス停のすぐ前なので京都市内の西と言っても、京都駅、四条烏丸からバス1本で行き来ができます。
お部屋は全室個室です。1F3室。2F6室となっています。9名の方がお住まいです。
近隣のグループホームさんとの交流もあり、互いの行事へ参加し合う等しています。また、グループホームさくらでは職員として看護師を配置。24時間連絡を取れる環境を作り、”看取り”を実施しています。
グループホームとは?
グループホームとは、認知症のお年寄りが家庭的な雰囲気の中、少人数(5名~9名)で共同生活を送ることにより、認知症の症状の進行を緩和させ、よりよい日常生活を送ることが出来るよう支援する介護保険サービスの一つです。認知症になっても、出来る限りそれまでと変わらず、その人らし日々の生活を過ごして頂けるよう、炊事、洗濯、お買い物など共に行いながら共同生活を送る場所です。
生きる思い
私たちにはそれぞれ生活る思いがあります。
喜び、愛おしみばかりではありません。
悲しみや苛立ちも、感じてきた全ての感情が、
それぞれの生活る思いにつながっています。
楽しいこと、
うれしいことばかりではありません。
辛いことや苦しいことも経験してきた全てのことが、
それぞれの生活る思いに連なっています。
私たちは、認知症になっても
生活る思いを失ったわけではありません。
なぜなら、それは私たちが生活てきた証だからです。
生活た時間(いのち)をさかのぼることは誰にもできません。
もしも、私たちがそれぞれの生活る思いをなくしてしまったら、
生かされてはいても、
自分らしく活きることはできなくなってしまうでしょう。
自分が自分でなくなってしまいそうです。
だからこそ、認知症になっても
生活る思いを失いたくありません。
失うわけにはいきません。
たとえ認知症になっても、
最期(そのとき)まで自分らしく生きて、活きたいと願います。
認知症という病気が進行すれば、
私たちは、自分の言葉で思いを伝えることが困難になるでしょう。
私たちの行動は、皆さんの目には理解しがたいものに映るかもしれません。
でも、どうか「認知症だから…」で
わかったことにしないで下さい。
私たちの生活る思いを必察してください。
そして、生活る思いを支えてください。
生活る思いを察しようとしてくれる皆さんの思いを、
私たちも必察するでしょう。
私たちが認知症とともに、
自分らしく生きて、活きていくためには、
皆さんとのそのような支え合いが必要なのです。
必察認知症ケアの中から引用
グループホームさくらでは、この考え方を大切に
食事、排泄、入浴といった生きる為に必要な関わりだけでなく、認知症になってもその人らしく活き活きと過ごせるよう、個々の個性を大切に出来る限りそれまでの暮らしを尊重しながらレクリエーションや地域行事への参加、個別の外出などの支援も行っています。